社長ブログ
耐震等級は工務店の知識の結晶
2024-03-11
SKホームの佐々木です。
月日が経つのは早いですが、震災の日は今でも鮮明に覚えています。
経験したことのない揺れ、電気のない数日間、TVに映る津波の映像は現実とは思えないものでした。
この地震ではドラレコの映像などに、建物が多数倒壊する模様が映されていました。
地震は自然災害ですが、それによって引き起こされる津波もまた同じ。
人々は自然災害からは逃げる事しかできません。
では地震による建物の倒壊は?
これについては人災と言わざるを得ません。
記憶に新しいところで2016年熊本地震。
人々はそこから何を学んだのか。
震度7を観測史上初めて2回計測し、住宅の全壊が8,667棟、半壊が34,719棟、一部破損が163,500棟。
この中には現行の耐震基準(2000年に施行令改正)の住宅も多数含まれ、全壊した家屋も51棟あったと報告されています。
ここからは現在の話。
現行の耐震基準は住宅に何を求めているのか。
それは倒壊せず人命を守ることと明記されてます。
地震の揺れを受けたときに倒壊しなければ、その後は住み続けることが出来なくても問題ないよって事なんですね。
考えてみれば、今家を建てる人の多くは35年の住宅ローンを組む方が多いです。
それはほぼ生涯をかけてに近い期間、住宅ローンを払い続ける事。
それなのに、いつ来るかわからないと言う理由で耐震性を無視する人の多いこと。
特に雪国では、冬の積雪時に地震が起きれば屋根にのった雪が揺れの負担をさらに大きくします。
仮に人命が助かっても家が倒壊した場合、保険では50パーセントしか保証されません。
3000万円で建てれば1500万円しか保証されない。
その金額で倒壊家屋を解体し、また建て直すって考えたときに皆さんは困らないですか?
自分だったら路頭に迷います。
ここで建てる側からの話。
秋田県では許容応力度計算を実施している工務店がほぼないです。
一部では実施している設計事務所さんもあるのですが、他の工務店の計算とかはなかなか受けてくれません。
受けてくれたとしても図面の直しが多くなり、お客さんの希望の間取りが出来ないとの理由から発注側が諦めることが多いです。
これは理由が明確で、耐震等級3を取得するための勘所を押さえない図面を描いているから、いざ耐震ってなった時にそもそもから始まるんですね。
耐震等級3を取得することを学べば、耐震等級以外にも軸組構造がスッキリして費用が抑えられるなど知られてないメリットも多々あります。
それなのに分からない、面倒くさいを理由に「耐震は意味がない」だの「壁量が多いから安心」だのとお客さんの利益を無視したことを平気で言うんですね。
耐震は目に見えないし、面倒くさい割に儲けれないし、工務店側はやらない理由が多数存在します。
でも、人は未来を知ることは出来なくても、過去から学ぶことは出来るはず。
地震に備えることは確率論で語ってはいけません。
ぜひ耐震を無視せず、いつかに備えて安心な家を建てていただければ。
本気で地域とリノベを考える
2024-02-27
こんにちは。SKホームの佐々木です。
2月も下旬、道路には全く雪がありませんが50年間生きてきて多分初めての冬。
雪国で生きる人間にとっては大変喜ばしい事ですが、地球全体で考えた場合は?
1年を通して起こりうる異常気象、生息してはいけない場所で見つかる外来種等々。
未来の子供たちの心配なんかしてる場合じゃない、
今もうすでに私たちの普段の生活が脅かされようとしています。
今月上旬、取引先から衝撃のデータが。
昨年末12月の仙北地域(大仙・美郷・仙北)の住宅着工棟数が単月で約8割減…。
2割減ではなく約8割減と言う衝撃の数字。
春になれば持ち直すという楽観的な見方もありますが、
それでも10棟建てていた会社は2~3棟まで落ち込む計算。
年間2棟の会社は4年に1棟しか仕事がないことに。
北海道のある設計士さんは「今北海道で起きてることは10年後の本州で起こること」と仰ってましたが、その北海道で今起きているのが着工棟数2割減の世界。
新築をメインでやってきた会社は、
どう新築を受注するか?
どうリノベに取り組むか?
と道を挙げての技術開発やマニュアル作成などの取り組みを数年前から始めています。
じゃあ秋田県はどうかと言えば、何の舵取りもない状態。
国のガイドラインはあっても、雪国秋田のガイドラインはなし。
秋田SDGsとかって言う耳障りの良い事はやっても内容はスカスカ。
本気で持続可能な秋田県を考えてますか?って言いたいけど行政に期待しても仕方ない…。
先月から弊社に相談にいらしてるお客さんの話。
お客さんの希望はリフォーム。それも性能向上リフォーム。
暖かい終の棲家となることを期待しております。
でも、どこの工務店に行っても帰ってくる言葉は解体して新築するのがベストと。
それもそのはず、約120坪の玉石基礎の家。
築年数は不明で耐震性も断熱性も皆無。冬は寒くて室内でも凍えるとか。
まぁ120坪のそこだけを見ればそうしか言いようがない古い家。
でも、その建物には12坪で総2階の増築部分がくっついてる。
こちらは現行の建築基準法で建てられた基礎も構造も丈夫な造り。
4寸の土台は少しの腐食もなく、どうみてもこれを解体するのは勿体ない。
でも造る側にしてみれば120坪を壊すんだったら、
ついでに12坪も一緒に壊した方が楽なんですよね。
それで新築した方が断然楽。何も考えなくて出来る。
手で解体して水平や傾きを直してからリフォームをするなんて
職人不足のこの時代に逆行してるって言われそう。
それでも新しく建てる家がすごく暖かくて地域にお金を落とす家であれば納得もできますが、その家で潤うのは工務店とメーカーだけ。
お客さんは無駄な出費が増え、地域に還元されたであろうお金は外に出ていく悪循環。
そして空き家問題も他山の石とはならず対岸の火事。
既存の使える家を壊して30年後のゴミになる家を建てても、
工務店には将来的なペナルティーはたぶんないんですよね。
ありうる現実は、低性能な増エネ住宅の持ち主への増税と言う名のペナルティ。
そして解体時の費用は今と比較できないほど高くなってる未来。
それは将来相続する子供や自治体に重くのしかかってくる。
そんな社会を地域をなんとかしたい…。
自分が尊敬する工務店の社長や設計士さんはそう多くないですが、
その皆さんは本気で建築で地域や社会を良くしようとしてる超変態な方々。
その方々と昨年からたくさんの交流をさせていただいた中で、
自分としては中途半端なことはしたくないし仕事を見て笑われたくない。
そして久しぶりにブログを書き始めたら、最終的に何を書いてるかわからなくなってきた現在の自分笑。
まあ本気で地域のために頑張ります、良い建築を造る努力を惜しみませんと言う宣言でした!
北海道断熱修行の旅
2024-01-27
全国変態建築屋の旅
こんにちは。
年が明けて1月ももう少しで終わろうとしています。
正月休みも含めてこの1か月は非常に濃い毎日を送っていましたが、今年もなんだかんだと慌ただしい1年になりそうな予感がします。そう思わせる1か月でした。
さて、先日参加した北海道断熱修行の旅も帰りの飛行機が荒天の影響でまさかの欠航。仕方なく早朝からバスに乗って新函館北斗駅まで移動し、午後3時の新幹線に乗ることが出来ました。予定では午後7時頃には自宅に着けるかと。荷物下ろして少し落ち着いたので振り返り…。
秋田でまぁまぁな性能の家を建ててるつもりだったから、ミライの住宅の森さんに「自分は何をするために北海道に行けばいいですか?」と軽くイキってたのが今ではとても恥ずかしい思い出です。3日間の北海道での学びは、目から鱗が落ちる事の連続でした。
北総研や北海道科学大学での学びは、新築の更なる性能向上だけではなく、数年前から取り組んでいる性能向上リノベーションへの新たな知見も沢山いただき、これまでの取組みが全然間違ってなかったと実感できました。
先日お引渡しした性能向上リノベ「図書室のある家」も、北海道で学んだ事で、将来への取組として胸を張って紹介できる施工例だと自信が深まりました。
そして少しずつではありますが、性能だけではなくデザイン(本物を永く使うという意味での)や家具に対するこだわりが出てきた中での匠工芸さんへの訪問。少し前だと金額だけをみて高いからと考えようともしませんでしたが、今では1脚10万円以上するその価値も分かるような気がします。初日に宿泊させていただいたKハウスさんの食堂にさりげなくぶら下がっていたPH5も実物を近くでマジマジと見るのは初めてでしたが、名作と言われ永く愛されているのも納得の美しさでした。
そして今回の旅の1番の収穫は、森さんも仰ってた「山本亜耕」さんに出会うと言う事でした。贅沢にも亜耕さんの引渡し済みリノベ現場、施行中現場、竣工間近物件の3件、そしてその全てで施主さんや棟梁さん、電気屋さんまでにも色々教えていただき、亜耕さんからも換気や暖房、素材、納まりなど様々な事をレクチャーしていただきました。正直、北海道の住宅はここまで凄いのかと、大工さんや協力業者さんはここまで凄いのかと圧倒されっぱなしでしたが、うちの若い職人さん達も近い将来このレベルまで必ず引き上げてやろうと心に決めました。
また、夜はミライの住宅恒例の宴会での補習授業。普通飲み会ってなると仕事を忘れてってなりがちですが、北海道まで来る変態さん達なのでずーっと建築談義。2次会も建築談義。宿に帰って飲み直しも建築談義笑それでも全国各地から集まってきてるから、地域の話だったり色々な会の話だったり建築談義も話題は盛りだくさん。三日三晩全て亜耕さんからもお付き合いいただき、とっても濃ゆ~い夜を過ごさせていただきました。
毎年行き先が変わると言ってたので、機会があればと言うかなくても、また修行に参加したいなと思いました!
旧荒谷邸は訪問出来なかったけど、それは次北海道に来る理由が出来たとポジティブに捉えようと思います。
秋田でまぁまぁな性能の家を建ててるつもりだったから、ミライの住宅の森さんに「自分は何をするために北海道に行けばいいですか?」と軽くイキってたのが今ではとても恥ずかしい思い出です。3日間の北海道での学びは、目から鱗が落ちる事の連続でした。
北総研や北海道科学大学での学びは、新築の更なる性能向上だけではなく、数年前から取り組んでいる性能向上リノベーションへの新たな知見も沢山いただき、これまでの取組みが全然間違ってなかったと実感できました。
先日お引渡しした性能向上リノベ「図書室のある家」も、北海道で学んだ事で、将来への取組として胸を張って紹介できる施工例だと自信が深まりました。
そして少しずつではありますが、性能だけではなくデザイン(本物を永く使うという意味での)や家具に対するこだわりが出てきた中での匠工芸さんへの訪問。少し前だと金額だけをみて高いからと考えようともしませんでしたが、今では1脚10万円以上するその価値も分かるような気がします。初日に宿泊させていただいたKハウスさんの食堂にさりげなくぶら下がっていたPH5も実物を近くでマジマジと見るのは初めてでしたが、名作と言われ永く愛されているのも納得の美しさでした。
そして今回の旅の1番の収穫は、森さんも仰ってた「山本亜耕」さんに出会うと言う事でした。贅沢にも亜耕さんの引渡し済みリノベ現場、施行中現場、竣工間近物件の3件、そしてその全てで施主さんや棟梁さん、電気屋さんまでにも色々教えていただき、亜耕さんからも換気や暖房、素材、納まりなど様々な事をレクチャーしていただきました。正直、北海道の住宅はここまで凄いのかと、大工さんや協力業者さんはここまで凄いのかと圧倒されっぱなしでしたが、うちの若い職人さん達も近い将来このレベルまで必ず引き上げてやろうと心に決めました。
また、夜はミライの住宅恒例の宴会での補習授業。普通飲み会ってなると仕事を忘れてってなりがちですが、北海道まで来る変態さん達なのでずーっと建築談義。2次会も建築談義。宿に帰って飲み直しも建築談義笑それでも全国各地から集まってきてるから、地域の話だったり色々な会の話だったり建築談義も話題は盛りだくさん。三日三晩全て亜耕さんからもお付き合いいただき、とっても濃ゆ~い夜を過ごさせていただきました。
毎年行き先が変わると言ってたので、機会があればと言うかなくても、また修行に参加したいなと思いました!
旧荒谷邸は訪問出来なかったけど、それは次北海道に来る理由が出来たとポジティブに捉えようと思います。
また、4日間滞在した北海道(札幌~旭川)で最低気温が―7℃までしか下がらなかったのは衝撃でした。ほぼ全ての時間で0℃から少し下がるくらいの温度は秋田とほぼ変わらず、北海道の冬で温暖化を肌で感じる事が出来ました。北国の寒い地域に住む人にとって暖冬は、光熱費を抑えることが出来るのはもちろん、除雪作業の労力から少しでも解放されるのでとても喜ばしい事です。それでも、それらが世界各地での異常気象に繋がっていると考えれば、手放しで喜ぶこともできず複雑な気持ちになります。
「秋田に最適な高気密高断熱の家で暖かく暮らす」をコンセプトに家づくりをしていますが、自然素材だけでなく地元の人や物を積極的に採用し、豊かな街づくりやSDGSな社会に少しでも貢献していけたら素晴らしいなと感じました。
変態の仕事
2023-12-28
こんばんは。
1か月以上ブログの更新が止まってました…。
忙しいを理由に決めたことをやらない事ほど愚かな事はないですね…。反省です。
11月の第8回目全館空調講座in秋田以降、新潟の長岡市で第9回目を受講(車で片道5時間かけて参加)。
その2週間後の12月13日に埼玉県さいたま市で第10回目の終了検定があり無事!?合格。
12月5日には北海道建築技術協会主催のBIS試験がありこちらも無事合格。講習会と前日の徹夜でヘロヘロになりながらの合格でした。
年初に今年はインプットを増やしてめちゃくちゃ勉強することを目標にしましたが、正直な話、心は夏以降に何度も折れかけました。
その度に嫁に「あんたが好きで勉強してるんでしょ!」と言われ、「コンチキショー(# ゚Д゚)」って気持ちで乗り切ることが出来ましたが、嫁がいなければ途中で投げ出してたかも。
本当に自分の性格を知ってる嫁らしい励まし方だなと今では思います。
そんなこんなの師走を過ごしていますが、本日は秋田市での大規模リノベ現場で気密測定を行いました。
新築でも気密測定をしている会社はまだまだ少数派ですが、大規模リノベで気密測定をする頭のおかしい会社は、全国で見ても更に少数派かと思います。
大規模改修と言えば、断熱改修や耐震改修が思い浮かびますが気密改修はそもそも言葉として聞いたことがありません。
ただ、断熱と気密は常々セットだよと言ってる身としては、断熱改修をして気密工事をしない選択肢はありません。
しかし今回は既存を減築して、間取りを大幅に変更して、さらに勾配天井が2部屋もあり、正直大丈夫かなーっていう一抹の不安はありました。
さらにさらに1週間前に「C値0.0㎠/㎡!」って夢を見たもんだから、尚更不安に。
大体夢とはご先祖様の注意喚起で見るものなんで、反対の結果が出るのが世の常。
これで結果が1㎠/㎡すら切れなかったらどうしようって考えれば考えるほど寝れなくなります。※実際は毎日ワインを飲み過ぎて記憶をなくしていますが。
このプレッシャーを1人で抱えるのもしんどいので、若手棟梁の菊池にも「大丈夫だよね」「出来るよね」って言葉と共にお裾分けしました。
しかし、彼が寝れなくなった分だけ自分の睡眠が増えるわけではなかったので、傍から見ればパワハラモラハラの類だったかと反省してます。
そして当日、胃が痛い思いをしながら棟梁と気密処理の最終チェックをして、あとはもう何とでもなれの気持ちで測定に臨みます。
静かに送風ファンが回る音を聞きながら約5分ほど結果を待ちましたが、1発目の結果が0.4㎠/㎡でした。
口をついて出た言葉が「よっしゃー、お疲れさまでしたー!じゃあ帰ります!」
続けて棟梁が「俺も帰っていいですか笑」
2人でここ数か月のプレッシャーから解放された瞬間でした。
いつもであれば2回目3回目とより良い数字を求めて再測定しますが、今回は人事を尽くして天命にもお願いしてきたので結果を待つだけでしたので、これ以上は不要と思いSK初の1発終了でした。
ここの大規模リノベは年内引き渡しをしたくて頑張ってきましたが、工事が遅れ来年1月の中旬まで引渡しを延ばしていただきました。
これで結果が伴わないと申し訳も立たないのですが、2.5KWのエアコン1台で家を暖めることも確認できたので、来年からは快適な家で暖かく過ごしていただけると思います。
全館空調講座in埼玉(秋田会)
2023-10-17
こんばんは。
新築住宅はZEHで80万、長期優良で100万円でしたが、着工が11月2日以降着工分とか。
9月末頃にこどもエコすまい支援事業が終わってからの空白の2か月ちょっとの間に着工された方は今回は切り捨てでしょうか?
弊社ではこの期間に建てられた方はいらっしゃらないのですが、切り捨てであれば少しは気の毒。
でも、補正予算でのオカワリはある程度予想できたでしょうから、それを分かった上で着工したのならしようがない。でもまた、「この期間も対象にしろ」って運動が起きると思いますが運命は如何に。
さて、現在自分が通っている全館空調講座in埼玉ですが終盤戦の8回目になりました。
そして8回目の会場は埼玉会なのに秋田!
場所はSK事務所ではなく自宅!笑
厚かましくも西方先生に翌日の木粋の内覧のアテンドをお願いしたところ、講座も興味あるから聞きたいとの返事が。
当然泊りになるだろうから、じゃあ一緒に懇親会もと言うことで丸2日間、西方先生にお付き合いいただく贅沢会に!
当日の8回目講座は終盤戦で重要な内容でしたが、夜の宴会の段取りで頭に全く入ってこず一人上の空…。
そんな中、1~7回目をすっ飛ばして今回スポット参加の西方先生でしたが1番質問されてる。
自分だったら初会で初見の方が多いと貝になってしまいがちですが、西方先生は実績だけでなく人柄や建築に対する興味や愛が本当に凄い。
建築に携わる人間としてこの姿勢は見習わなくてはと思います。
そして5時間弱の講座が終わりいよいよ懇親会へ移動…はしないで自宅でそのまま宴会へ突入。
そして考え抜いた答えが西方先生と昔の秋田流な回転皿での仕出し宴会。
それを伝えられて同じ悩みを強制的に共有させられたのが嫁。
いい迷惑なのは百も承知!
猛反対も「だめ、決めたから」と一生に一度のお願いではなく、この時だけ年に数回の亭主関白。
「頑固爺!おい、こら」って言われても、右から左に受け流す力だけは人並み以上。
「何も聞こえない…」
唯一誤算だったのは、皆さん忙しい方々だから参加者は多く見積もっても10人もいないだろうとたかをくくっていた事。
結果は会場受講者13名、講師2名、西方先生、自分…総勢17名…。
ZOOM受講者のお二方も当初は参加予定でホテルとってた汗
そもそも自宅はそんな人数は想定してないからかなりキツキツ。
それに講座と宴会だけじゃなく、翌日の秋田観光の段取りやら車の事やら考えることだらけ。
講座の勉強で頭使わなきゃいけないのに、自分で悩みを増やすタイプ。
1か月前の自分に往復ビンタしてやりたい…。
まあ今年でいったん落ち着いたら、来年からの事は冷静に考えよう。
無計画にもほどがある。うん、そうしよう。
でも宴会が始まってしまえばそんなことを考える余裕は一切なし。
多めに買ったつもりのレア日本酒も、川ガニの甲羅酒も次々と次々と空けられていく。
そして日本酒の底が見えてきたから、お次は秘蔵のワインに。
そしたら西方先生、ワインはあまり飲んだことがないけど試してみようかと…。
ワインにバッカスも来た笑
そしてワインも次々と空いていく笑
気持ちいいほど空いていく笑
途中で嫁に酒屋に行くかと持ち掛けなければいけないほど、皆さん本当に飲む。
でもアテンド側としては嬉しくなる皆さん美味しい楽しいとの声。
この声は居酒屋では聞けなかったと思うから、本当に家でやって良かったと思った。
二度と家ではやらないけど笑
そして日付も変わった12時半過ぎに散会。
その後、森さん林さんに少しお付き合いいただき結局終わったのは午前1時半でした。
嫁はその後片付けなどして寝たのが3時半。
翌朝は5時から朝食を作ってくれてたらしい。
そんな今回、1番実感したのは嫁ちゃんありがとうって事。
嫁いないと何にも出来ない自分がいるのに気づけたのが1番の収穫笑
直接は恥ずかしいので、この場をお借りしてお礼申し上げます